村上の取り組み

町屋の屏風まつり−毎年9月10日〜9月30日−

今はあまり出すこともなくなった昔からの各家に伝わる屏風の数々を、町衆の心意気で町人町一帯の各町屋に展示、披露致します。普段は入れない町屋の中に入って、ごゆっくりご覧ください。

町屋の屏風まつりが起こるきっかけと経緯

【写真】町屋の屏風まつりの模様一年は長い。春の人形さま巡りだけの賑わいではまだまだ力不足と思い、秋にも核となる催しが必要だと考えました。そこで一年遅れの平成13年より「町屋の屏風まつり」を開始することになったのです。村上の夏祭りは「おしゃぎり」という山車を曳き回す絢爛豪華なお祭りですが、その昔はお祭りの室礼(しつらい)として、どの家も屏風を立てる風習があり、別名「屏風まつり」とも言われていました。しかし近年めっきり屏風が出されなくなっていたため、形を変え、この「町屋の屏風まつり」で、蔵の中で眠っていた屏風を約60軒のそれぞれの町屋の中で公開することにしたというもの。町屋を核とした村上の町おこしが確固としたものになりました。

【写真】町屋の屏風まつりの展示品こうして、「町屋の人形さま巡り」と「町屋の屏風まつり」という二大催しを中心として、村上の知名度は全国的にも広まっていったのです。この期間は非常に賑わい、経済効果たるや現在では5億円ともいわれています。一方、1回の開催費用はわずか35万円。行政に頼らず全て市民でやったことにこの催しの素晴らしさがあります。

町に活気がよみがえり嬉しいことの連続でしたが、その中でも特に得がたい喜びは、大勢のお客様に褒めてもらったことで、それまで町屋を単なるボロ屋だとしか思っていなかった町の人に町屋を誇りに思う気持ちが芽生えてきたことです。

町屋の屏風まつりのみどころ

屏風と一口に言っても、絵あり書あり、混ぜ張りあり、又大きさによっても本間屏風に風炉先屏風、枕屏風と、その種類も様々です。幕末の三筆の書の屏風や、山岡鉄舟の書の屏風など、お宝ざくざくでお楽しみいただけます。その他屏風に加え、重箱などの昔のお道具類の展示もされており、生花も一つの見所です。

*味匠喜っ川「町屋の屏風まつり」のご紹介

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